こんにちは、山野ユウです。
朝、いつもは起こそうとしても起きない子どもが、その日だけは急に早く目覚めて、「もう起きる。」とつぶやく、なんてことはありませんか。我が家でも、最近、そんなことが何度かありました。
いつもなら大人だけでゆっくり朝の時間を過ごしているとか、まだまだ眠いから寝ているなんていう時間ですと、ついつい「もうちょっと寝ていれば?」なんて声をかけがちですが、せっかく早く起きたのだから、子どもと一緒に、いつもはできないことをしてみるというのも、悪くないと思います。
今回は、我が家での経験をもとに、子どもが早く目覚めた朝のおすすめの過ごし方3選についてお話ししていきます。
この記事をおすすめする人
・3歳~6歳の子どもを育てている人
・子どもとの時間を大切にしたいと考えている人
・朝の時間の過ごし方に悩んでいる人
子どもが早く目覚めた朝のおすすめの過ごし方3選
朝の散歩は、学びの宝庫!
子どもが早く目覚めた朝、おすすめの過ごし方1つ目は、「朝の散歩」です。これは、外で体を動かすことが大好きな息子にぴったりの朝の過ごし方でした。
私は、元々散歩が好きで、早く目が覚めた朝などに、よく一人で散歩をしていました。そこで、息子が早く起きた時に、一緒に誘ってみたのですが、息子と二人、とてもいい時間を過ごすことができました。
いつも通る道でも、朝の早い時間では、全く違った顔を見せてくれます。いつもと違う朝の雰囲気に、息子のわくわく感が伝わってきました。
散歩道のおすすめは、やっぱり自然を感じられるコースです。まだ子どもが小さいので、遠くへはいけませんが、ちょっとした自然が感じられる道を歩くだけで、子どもは様々な発見をします。
この日、息子が見つけたのは、ガマの穂でした。
「ねえ、パパ。あんなところに、ソーセージがある。」
そう言われると、もうソーセージにしか見えてきませんね。(笑)
他にも、大きく茂った葉っぱのつるが、ぐるぐると電柱に巻き付いた様子を見て、
「ゾウがいるよー。」
と言ってみたり。(つるが伸びている様子が、ゾウが鼻を伸ばす様子によく似ていました。)
子どもと一緒に散歩をしていると、自分一人では気付かないことにたくさん気付くことができ、とても楽しいです。子どもの感性って、本当に素敵ですよね。
さっき見つけたガマの穂を一つ持ち帰り、家に着いてから、中がどうなっているのかを調べてみました。中からは、タンポポの綿毛のようなものがびっしりと詰まっていて、
「きっとこの一つひとつが種で、風に乗って飛ばされるんだろうねー。」
と、息子と一緒に学ぶことができました。
朝の散歩は、人や車が少ない分、いつも以上に自然に目が向きやすいです。子どもに、自然を愛する人になってほしいと思う方は、朝のお散歩を試してみてはいかがでしょうか。
朝ご飯作りで、自己肯定感アップ!
子どもが早く目覚めた朝、おすすめの過ごし方2つ目は、「朝ご飯作り」です。これは、お手伝いが大好きな娘にぴったりの朝の過ごし方でした。
娘はまだ3歳ですので、休みの日、お昼寝をしないで夕方まで過ごすと、18時頃に力尽きて、そのまま朝に、なんてことがよくあります。その次の日は、決まって朝早く起きますので、息子はまだ寝ているけど、娘はもう起きている。という朝は、意外と多いです。
朝は色々と準備があるので、娘と一緒に遊んであげる時間はあまりないのですが、まだ3歳の娘は、パパやママと一緒に何かしたがるので、思い切って、一緒に朝ご飯作りをしてみることにしました。
普段から、大人が料理をしていると、何かと手伝いたがる娘ですので、朝ご飯作りも、やる気満々でした。我が家の朝ご飯は、基本的に毎日一緒で、ご飯、味噌汁、魚か卵、あとは、納豆、キムチなど、冷蔵庫にあるものを食べています。
この日は、一緒に味噌汁作りの中の一工程、ナスをきる作業を手伝ってもらいました。始めは、一緒に包丁を持って、私が中心となって動かしますが、少しずつ娘に任せていき、危なくない範囲で、娘一人でも切らせてみました。
包丁で野菜を切るサクサクとした感覚が楽しいのか、娘はとても嬉しそうにナスを切っていました。(そういえば、娘はハサミで紙を切るのも大好き。感覚が似ているのかな。)
切ったナスを鍋に入れると、娘は満足したのか、私のそばを離れ、一人で遊び始めました。他の食材を切ったり、仕上げたりするのは私の方で行いました。
朝の食卓に並んだ味噌汁を見て、
「このお味噌汁、かんちゃんが作ったんだよー。」
と、誇らしげな娘。その味噌汁を食べた息子に、
「かんちゃんが作ったお味噌汁、おいしーよ。」
なんて言われて、さらに満足そうな娘。我が息子ながら、女子の気持ちがよく分かってますね。(笑)
ナスを切るというたった一工程ですが、こういったお手伝いを繰り返していく中で、子どもはできることをどんどん増やしていき、より高度なお手伝いができるようになっていきます。
お手伝いをして、誰かに喜んでもらえたという経験は、「自分は、人の役に立つことができる。」「自分には、いいところがある。」という気持ちにつながり、子どもの自己肯定感を高めます。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。
フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より引用
自己肯定感が高いと、いろんなことに前向きにチャレンジすることができるようになります。
子どもの自己肯定感を高めたいと思っているけど、普段、なかなかお手伝いをしてもらう余裕がないという方は、早く起きた日の朝ご飯作りを試してみてはいかがでしょうか。
布団でゴロゴロ、リラックスタイム!
子どもが早く目覚めた朝、おすすめの過ごし方、最後に紹介するのは、「布団でゴロゴロ」です。これは、布団の上でゴロゴロするのが好きな我が家4人にぴったりの朝の過ごし方でした。
これは、予定に余裕のある休みの日、特に布団からなかなか出にくい寒い時期におすすめです。
みんな目が覚めてるけど、まだ起き上がらずになんとなくのんびりしたい。そんな時は、みんなで一緒に布団の上で、本を読んだり、話をしたりしています。
同じ本でも、夜に読むのと朝に読むのでは、感じ方が違います。また、疲れて眠い中、話をするのと、朝、目覚めてから話をするのでは、話の内容も違ってきます。
夜には気付かなかった本の面白さに気付けたり、夜には話せなかった話をじっくりできるのが、朝、布団の中でゴロゴロする最大のメリットです。
まだ眠い時は、そのまま二度寝をしてみてもいいかもしれません。それでもやはり、一緒に同じ時間を過ごしているということは、子どもにとって安心感につながるのではないかと思っています。
子どもとの時間を大切にしたいと思っているけど、普段はなかなかその時間が取れないという方は、朝、布団でゴロゴロする時間をつくってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、我が家での経験をもとに、子どもが早く目覚めた朝の心地よい過ごし方3選についてお話ししました。朝の過ごし方について、絶対的な正解はありません。それぞれの家庭や、子どもに合った過ごし方であれば、今回紹介した3つ以外にも、素敵な過ごし方がきっとあると思います。
「我が家では、こんな過ごし方をしている(していた)よ。」というものがあれば、ぜひコメント欄から教えてください。子育ての経験談は、成功例であれ、失敗例であれ、私自身やこのblogを読んでくださっている方、全ての子育て世代にとって、必ず何かの参考になると思います。
このblogを通して、少しでも多くの子どもと大人が、幸せになれることを願っています。
一緒に子育てを楽しんでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
山野ユウ
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